いつもの道で
今朝もカイ君を連れてダムへ行ってきた。道を歩いていると、昨日の雨が蒸発して、何とも良い感じの光が射してくる。
ここの木は、カシが多い。ただし、どの木も株立ちしているので、たぶん一度伐採された後に復活した二次林だろう。とはいえ林内が薄暗くなるほどに高く茂っていて、落ち葉で道はふかふかだ。こういうのを見ると、ここでFITを仕掛けると何が採れるんだろうと思ってしまう。今朝は、けっこう気温も高い。たぶんこんな日は、タマキノコムシが採れるはずだ。タマキノコムシは綺麗なのが多いから、結構好きだな。それから細い枯れ枝を集めれば、ハネナシナガクチキも出るかもしれない。
山の斜面の落葉樹は、もうほとんど裸木になってしまった。けれど、時々まだ葉を付けている木がある。風の当たり具合が違うのだろうか？それとも陽の当たり加減？それとも、冷え込みの違いか？でも、今度強い季節風が吹いたら、全部落ちてしまうだろう。
今日は少し時間があったので、奥の砂防ダムまで歩いてみた。ここはダムの工事の時の道路がまだ使えるので、車で来ることもできる。山の中に切り開かれた解放空間になっているから、ここでライトトラップをしたら、いろいろ採れるのだろうか？
いやいや、今はそれをする余裕がなどないはず。海のものだけで、精いっぱい。
なのに、こんなことを考えてしまうというのは、虫屋さんに毒されてきてるのかな…。
