庭でうろうろ

　久しぶりに、庭でうろうろしてみた。休みのたびに、山や海で遊んでいるけれど、一方で我が家の庭ももはや庭木がぼうぼうと茂って、ほぼ山。だから、ちょっとうろうろするだけで、いろんな生き物が出てくる。

　たとえば、庭木の葉の上には、こんな小さなゾウムシがいる。採ろうと思ったら、ぽとりと落ちていったけど、こんなのは昔はいなかったように思うのだけど。

　
　それにこの時期、こんなハエも結構見る。１ｃｍ以下の小さなハエだけど、鮮やかな緑が目立つ綺麗なハエだ。足が長いから、アシナガバエの仲間かな？５，６匹いたのだけど、大きさや色合いは同じでも、写真のように翅の黒っぽいものと、普通の透明な翅のものがいたのは、オスとメスなのだろうか？だとすれば、黒っぽい翅がオスで、その翅を使って交尾ダンスをするのかな？実際、このハエは、なぜだか１本の木の、さらに狭い範囲に集まっている。それともやはり別種なのか？ハエは、わからなさすぎる。

　その他にも、地面にはたくさんアリが歩いているし、落ち葉をめくるとゴミムシやダンゴムシもたくさんいる。去年に家の壁に仕掛けた竹筒には、オオフタオビドロバチが繰り返し訪れている。

　そして、今もっとも庭で目立つのは、これ。

　
　上陸したての、アマガエルだ。仔ガエルのくせに、周囲に合わせてちゃんと体色変化しようとしているのが生意気で可愛い。１ｃｍほどの小さな小さなカエルは、ほんとにラブリー。ぷくぷくに太っているのは、我が家にはたんと餌があるからだろうな。ただし、現在の我が家の仔ガエルは、その数が半端ない。家の隣には水田があって、そこで育ったカエルが、先日の雨の晩に一気に上陸して来たようだ。
　歩くたびにカエルが跳ねるのは、別に構わないし、その数が10匹以上だったりしても私は平気だ。
　

　でも、駐めてある車の周りにたくさんいるのは困る。車を出す前には、一通り周囲のカエルをチェックして、踏みつぶさないように追い払ってから車を出すことになるので、ちょっと面倒。

　毎日のことだからなあ…。