幸せな声

　夜の１２時を過ぎて、相当静かなはずなんだけど、にぎやかに鳴き続けているのがカエル。

　うるさいと嫌う人もいるかもしれないが、私はこの声が大好きだ。この辺では5月の連休に超早場米植える。その田植えの為に田んぼに水が入るとすぐに鳴き始め、もう既に今年初めての繁殖は終わったようで、田んぼからはたくさんの小さな仔ガエルが我が家にも上がってきている。

　それから、最近はゲコゲコという声に、「ゲロロロッ、グルルッ」という声も混ざって聞こえていて、これはヌマガエルの声だ。「コロコロ」というトノサマガエルの声は聞かれなくなったが、それでもアマガエルのゲコゲコだけでなく、ヌマガエルの声も聞こえるのが嬉しい。もう随分遅いけど、カエルたちはいったい何時まで鳴き続けるのだろう。鳴くってことは多分繁殖に関係しているのだろうけど、今年の水不足でこれから先に繁殖するものたちは、うまく繁殖できるんだろうか。

　賑やかなカエルの声は幸せな気分にさせてくれる一方で、そういう事が気になる。

　もっと雨ふらんかな・・・・。