久しぶりに地元

　この所、行く海岸でことごとく外している。何にも採れないとか、アバタハネカクシだけとか…。
　
　
　ちょっとめげてしまって、今日は確実にいろんなものが居ることがわかっている海岸へ行った。何度も来ている、自分のフィールドだけど、そこでちょっと砂を掘ればわらわらとたくさんの生き物が出て来て、やっぱりこの時期にもまだたくさん生き物はいるという事は確認できた。

　今回は砂の中には、こんなハネカクシがたくさんいた。

　この中で、一番採れたのがなんと２枚目の上側に写っている、黒いイソハネカクシ的なもの。とにかく猛烈にこのイソハネカクシ系が多くて、しまいには採るのを止めてしまった。それに、その下の、頸が細くて頭の丸い茶色のハネカクシも割とたくさん採れた。これは、見かけだけでなく、多くの種の生き物がいるほんとに良い海岸でしか採れない。ひょっとしたら、珍しいものかもしれない。

　帰って、時計皿の上に、ふりかけになりそうなほどこんもりとたくさん採れた生き物を見ながら、考えてしまう。生き物がたくさんいる海岸と、見かけは綺麗でもほとんど何もいない海岸は、一体何が違うんだろう？同じ海に面して、砂の大きさも同じ。でも、居るところはいるし、居ないところはいない。何が違うんだろう。

　
　ともあれ、地元の自分のフィールドだけ行っていれば、楽しくはあってもそういう事は考えなかっただろう。だから、採れない海岸で採れない事を確認することも大事。
　
　…だよね。ええ、大事。０データも大切(T_T)。

　わかっちゃ居るけど、地元でのんびり遊んでいたい…。