hyla’s blog

はてなふっかーつ!

新しくなる

転勤先へ行っていた。今度の勤務先は、できてまだ20年にもならないところで、何もかもこれまでとは違うところだった。慣れるのに大変だろうなあ〜。
 

 図書館での待ち時間があったので、待っている間に蔵書を眺めていたのだけど、新しい本、最近の読み物はたくさんあるけれど、理科系の本は今ひとつ。特に、図鑑類が全くないのはショックだった。どうなってるの?
 保育社の原色図鑑シリーズも、山と渓谷社のフィールドガイドのシリーズも、北隆館の昆虫大図鑑もない。これは、余りにも悲しい。ここでは、図書館に生き物の名前を調べたいと思う人が来ることは、想定されていないのか?悲しいなあ〜。

 それに、これって困る。自分、まじ困る。植物図鑑の一揃いや、甲虫図鑑のセット、鳥の図鑑やアリの図鑑などは持っているけど、蜂類は北隆館だけが頼りなのに…。それに土壌生物図鑑もないし、トンボ大図鑑もないんだな〜。痛い。これは、かなり痛い。
 



 でも、ちょっとだけ楽しみな事もある。実は、今度の仕事は夜のお仕事なのだ。毎日夜10時まで働く代わりに、午前中はoffですの。うふっ…。土日も、ちゃんと休日になるというし、これはフィールドに出なさい、というお告げかしらん?午前中は全部動けるなら、毎日山に行くことも、海岸に行くこともできるんだ。ひたすらうろうろといろんな物を眺めて散歩することも、鳥をじっと眺めることもできる。午前中一杯は。
 
 なら、今年中に何とか、市内の海岸の生き物は、甲虫類も蜂類も制覇して、この辺の花に来るハチを全部集めて、イモリやサンショウウオを探したいな。鳥や哺乳類の死体はもう拾えないだろうけど、カニムシやザトウムシも集めてみたいし、粘菌も眺めたいし、アリの婚姻飛行を眺めていたい。くらくらするような暑さの中を飛んで行く、シロスジフトハナバチの後を追いかけたいし、ルリモンハナバチやトガリハナバチ採りたい。腐肉を用意してモンシデムシの子育てを見て、アリジゴクが何を食べるか観察して、ヨシの中のヒクイナやオオヨシキリを探したい。イソコモリ見たい。キタフナムシフナムシの分布調査したい。
 狭い香川の、狭い地域だけど、行きたい所が一杯ある。見たい物が山ほどある。
 


 …と、妄想は膨らむばかりなのでありますが、多分現実はそんなに甘くない。きっと結構忙しいし、夜の仕事は体力的にもしんどいと聞く。
 それに何より、自分の実体顕微鏡を買わないと、話にならない。図鑑がないと、話にならない。なのに、消費税は上がるんだな…。
 
 
 (´・ω・`)しょぼーん