ちょっとだけ眺める
ようやく大きな仕事を一つ終わり、ほっと一息。けれど、まだまだやることがてんこ盛りなので、なかなか外に出かけられない。おかしいなあ、夜の仕事になって、出かけやすくなったはずなのに…。
なので、あんまり欲求不満が溜まったとき、こっそり隣家の庭の花に来るハチを眺める。ちょうど道路際にあるから、道路から眺められるのだ。
今時のものらしいこの花は、何の花だろう。一つはシソ科らしいけれど、どちらもハチに好まれている。家にも植えたいなあ。この花では、ニホンミツバチもセイヨウミツバチも常連さんだし、ハラナガツチバチ的な狩バチも来る。今日は、こんなハチが来ていた。
大型で黒くて、腹部には2つ鮮やかな点。オオモンクロクモバチにしては、紋の入り方がちょっと違うけど、何だろう?
こちらはずっと小型で、ドロバチの仲間だろうか?これも割と頻繁に来ている。
こういう単独性の狩り蜂は、大人しいし、いろいろ行動を見ていると楽しい。なにせ私はやはり、ファーブルとシートンを読んで大きくなった人間なのだ。もはや刷り込まれていると言っても良いくらいで、狩り蜂も結構好き。
が、種名を明らかにするには、やっぱり図鑑が必要だよねえ。
7月には、ハナバチの図鑑が出るらしい。アリの図鑑も出るらしい。となれば、価格がいくらであろうと、買いますとも。だから、次は迅速に非社会性の狩り蜂の図鑑が欲しいなあ。需要は絶対あるはず。
だから出版社様、どうぞ良き著者を見つけ出し、アメとムチを使い分けて図鑑を書かせて下さいまし。
どっかで既に企画が実行されていたりすると、嬉しいなあ…。