シーズン到来

廊下を歩いていると、これを持っておろおろしている若者がいた。

　「どしたん？」
　「これが今、そこで…。」
　「ぶつかったん？その現場を見たん？」
　「見たんです。そのガラス。」

　というので、指さされた入り口のガラスを見てみれば、確かに衝突跡があって、体羽がまだ１枚へばりついていた。

　
　「これ何ですか？メジロ？」
　「これは、カワラヒワ。ヒワという鳥の仲間があって、そのうちのカワラヒワという鳥よ。」

　
　という会話の後に、鳥をもらったのだけど、こういうものが衝突を始めるとは、秋ですな…。