hyla’s blog

はてなふっかーつ!

またもや


 昼頃、2階の廊下を歩きながら何気なく外を見たら、こんなものが見えた。

 
 あちゃー。また、鳥が落ちてるよ。今回は、ツグミだ。廊下の外のひさしの上に出て、拾い上げたなら、目はもう乾燥していたから、これは今朝早く、あるいは昨日衝突したものかもしれない。一昨日には同じ場所に何もないことは確認している。だから、この間に衝突したはずだ。



 とりあえずそのまま暖房していない部屋に置いておき、夕方その整理を行った。体重と全長、翼長、尾長、跗しょとクチバシの長さを測り、データラベルをつけてラップでぐるぐる巻きにして同じくデータを書いたジップ袋に入れて冷凍庫に入れて終了。


 手際よくやれば20分くらいですむのだけど、忙しい時にはこれが結構負担。けれど、面倒がってそのまま冷凍すれば、せっかくの貴重な記録かもしれないものが、ゴミになる。ごくごく普通の鳥だって、何かしら役立つことはあるのだ。ので、今回も頑張って、処理。ただのツグミなんだけどね。


 というのも、ツグミシロハラと並んで本当によく衝突する鳥なのだ。秋冬にやってくる鳥の中では、衝突しやすい鳥の代表格といって良いだろう。秋冬には、この他にちょくちょくトラツグミも衝突してくる。
 そして、春から夏にかけては、春生まれの巣立ち鳥が良く衝突するけれど、その中で多いのはカワラヒワ。まだ寒い時期から毎年数羽は衝突してくる。たまたま10年ほど同じ場所で勤務していると、そうした傾向ははっきりわかって興味深い。


 とにかく今回のツグミで、私がここで拾った鳥は208個体になった。約10年で200だから、一年に20羽ほど拾っている計算になる。
 この冬には、あとどれだけ入ってくるだろう。ここまでのペースから考えると、そもそも冬鳥自体の少なかった去年に比べ、今年はそれなりに入りそう。


 が、その為にも冷凍庫を開けておかなければ…。
 今度こそ、博物館に連絡しなきゃ…。


 と思うのだけど、実はかなりな人見知り。



 でも、今度こそメールするぞ!