新しい浜辺で
せっかくのお休みに何だかいろんな事をする気にならず、ぼーっとしていたのだけど、3時を過ぎてやっぱり出かけることにした。
出かけたのは、いつも出かける山の側の海岸の更にその奥。この辺の名のついた海岸はあらかた行ったので、他に良さそうな海岸はないか、グーグルアースで探してみたのだ。すると、いつも行く海岸の奥にもよさそうな海岸があった。車では近づけないけれど、歩けば行けそうな細道がある。そこで、ちょっと出かけ見ることにした。
車を展望台の駐車場に止めて、少し歩いて細道に入った。道はどんどん細くなって一人しか歩けないような道だけど、多分今でも行き来する人があるらしく、それなりに草も刈られている。そして、浜辺に下りる直前で急斜面になって、そこには上り下りするための手がかりとして安全ロープが張られていた。注意しながら下りていったところにあった海岸はこんな海岸だった。
山との堺に堤防はあったけれど、それでも砂の大きさもいろいろな大きなの砂があるし、海藻の打ち上げもある。海岸にはハマダイコンが多くて、他にもハマエンドウや、ちょうどハマボッスも咲き始めていて、波打ち際のすぐさきの大きな岩にも咲いていた。
これならいろいろいるだろう、と思ってその辺の海藻の下を探してみた。すると、少し海藻を動かすだけで、わらわらと大量のハネカクシが動き出す。(多分)ウミアカバハネカクシにツヤウミベハネカクシやアバタウミベハネカクシっぽいものなど、それはそれはたくさんのものがいる。結構良い海岸ということと、ようやくハネカクシ類の活動する時期になったと言う事だろう。
それにしても、いったい何種類いるんだろう。素人目でも、7.8種類くらいはいるような気がするのだけど、とにかく小さいのが多い。一番小さいものは2mm程度で、しかもそのサイズのものにも複数の種類がいるような気がするあたり、ホントに驚愕としか言いようがない。
小さいものには、こんなもの達もいて、これまた最小は2mm。これはアリモドキとゴミムシかな?
が、今回見つけたものは、小さなものだけではない。またもや、超大物を見つけたのでございますよ。吸虫管で吸うどころか、毒瓶にも入らない。ほんとに超超大物。
それは…これだー!
はい、スナメリであります。
また見つけちゃったよ…。
どうしよーかな。