hyla’s blog

はてなふっかーつ!

踏んだり蹴ったり

 この三連休は、休日出勤もなくホントに三連休でお休みだった。なのに、私はその三連休を寝て暮らした。というのも、またもや風邪を引いたから。


 金曜日の朝、起きたら何だか喉が痛くて、おかしいなあ…と思っていたら夕方には顔がほてってほてって。帰って熱を測ったら、綺麗に目盛りが38℃すぎまで上がった。
 とは言え、お茶の稽古は行かねば何を言われるやらわからない。土曜日、ゲホゲホ咳をしながら稽古をし、某所での野暮用をすませたら、もはや気力もなし。そのまま布団に潜って、ひたすら寝続けた。途中で、冷たいものが食べたいかも、と思って冷蔵庫にあったアイスクリームを食べてみたら、恐ろしく不味くて食べられない。水分補給として、オレンジジュースを飲んで、あとはひたすら寝るばかり。


 そして、何とか日曜日には37℃台に下がり、連休最終日にようやく36℃になった。



 って、せっかくの三連休なのに、寝てただけなんて…orz。これは余りに悔しい。悔しすぎる。



 
 と考えて午後、ふらふらと山に出かけてみた。寝過ぎて体がしゃきっとしない感じだし、こういうときは外の新鮮な空気を吸った方がさっぱりするかもと思ったのだ。小さなバッグだけを持って、いつもの里山の麓をうろうろしてみた。
 地面のテンの糞を眺め、枯れ木の向こうに見える空を眺め、谷の水辺を歩いた

 


 先日妙に暖かな日があったから、ひょっとしたらヤマアカガエルが産卵してるかもしれない。卵がないか、水の中を眺めながら、細い流れの端を歩いて池まで出ようとした。そして、あとちょっとで池にでるその直前、流れは淵になった。引き返すのも面倒だったし、何とか足を置く場所はありそうだ。注意深く体重を移動させて、崖から少し突き出た石の上に足を置いた…、と思ったら何故だか転ける。そして、転けたそこには淵。30cmほどしかない水たまりだけど、水がある。水が!


 水の中から立ち上がってみれば、靴の中にも水が入っているし、履いていた綿のパンツはびっしょりで羽織っていたウィンドブレーカーのポケットの中まで水が入っていた。



 アホすぎる!

 
 

 その余りの展開に、我が事ながら唖然。


 

 泣きそうな気分でなすすべもなく山道を下り、そのまま一気に家に帰って着替えましたとも。洗濯しましたとも。
 唯一の救いは、びしょ濡れのまま山道を歩いている間中、誰にも会わなかった事だな。