ため池の下見
明日ため池に行くことになっているので、下見に行ってきた。
この池は、抜群に環境が良くて、池の縁でぼーっと景色を見ているだけでも楽しい。水生植物をチェックして、どんな運びにするか考えて、それからその辺の虫をついでにちょっと採っておいた。
池の側の休耕田には、クロヤマアリやクロナガアリやオオズアリなんかが歩いていて、さながら蟻の園。目をこらすと、ごくごく小さいコメツキムシや、メダカハネカクシも歩いていた。それからグレーのゴミムシダマシの仲間がたくさん歩いたり交尾に夢中になっていて、道の端の木にはオトシブミの揺籃が見えた。
奥の方にあるもう一つの小さなため池に行くと、最近少なくなってしまったトノサマガエルがびっくりしたように水に飛び込んでいたし、池の手前にある湿地には最近すくなくなってしまったイチョウウキゴケが見えた。ちょうどそこだけ網で囲ってあったから、イチョウウキゴケを保護するべくかこっているのかもしれない。
抜群すぎるこの池は見るものが山ほどあって、個人的には1日中だっていられるけど、連れてくる若者にはどのくらい受けてくれるだろうか。
気が重いこっちゃ…。