hyla’s blog

はてなふっかーつ!

懲りもせず

 うふっ、うははは、うはははははははー!
 どうしましょ、これ!

 


 
 はい、またまたとある川の河口へ行ってしまいました。だって、春に行った時には何も採れなくて、でも絶対何かはいてもいいと思ったし、それを確認するなら行くしかないし…。と言う事で、ちょっと行ってみたら、上記のようなことに。もうね、笑うしかない有様です。でも、採ってきたからには、整理するしかない。ひたすらmm単位の虫を整理しましたとも。



 そして、それらを丁寧に眺めてみて、更に笑ってしまう事実が判明。

 

 まず、採れたものを詳細に眺めて見るとこんなことになってます。

 たくさんいたこれは、多分ヨツボシテントウダマシ。派手ね。

 コメツキムシの一種?

 下のこれは何とも首が長くて、変と言えば変。カッコイイと言えばそうも言える。この妙ちきりんな形に唖然として、素人としてはとっさに科が浮かばなかったのだけど、よくよくよくよく見れば顔はゴミムシちっく。と言う事で、ゴミムシのページをずっと見ていってチャバネクビナガゴミムシと判明。
 


 で、この辺で何となく変だな〜、と思ってきたわけですよ。そもそも私は海岸の昆虫類を捕ってみようと思ったわけです。海岸という環境も、里山に負けず劣らず変化が急激だから、まあチェックしてみようと思って。でも、今回採ったこれらは本当に海辺の生き物?海岸と言うより、これは河原のアシ原とかの生き物じゃないの?

 そして、更にこんなものも。ハムシにゾウムシ。
 

 


 間違いない!これはどう考えても海岸の生き物じゃない。海岸で採ったけど、台風で流れてきたアシなんかの枯れた残骸の下の生き物を採ったから、川から流されてきた生き物達を採ったんだ。

 これらのハネカクシ類も海岸ではあまり見なかった薄茶色や黄色だけど、これも海岸ではなく河原のアシなんかの中にいる物だからなんだろう。

 


 
 海岸の昆虫類はだいたい漂着物の下にいることが多い。そして、台風の後の海岸は、どこもアシ類が大量に打ち寄せられている訳で、どうやって本来海岸にいるものとそうでない物を区別すれば良いんだろう。つか、せっせと採った今日のデータはつまりひょっとして役立たず…なのかも…。


 。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!



 
 と言う事で、愕然としたまま見上げた空には綺麗な半月。

 

 月の光がしみいりますな〜。