疲れるんだもん
先週回収したFITの昆虫の、残りをチェックしてみた。
今回はとにかくキバネホソコメツキの嵐。何と2つのFITで53匹採れたうち、26匹まではキバネホソコメツキ。先週は5匹だったのに、ここに来て一気に増えた模様。でも、キバネホソコメツキは、雄と雌が触角の長さでわかるというけれど、今ひとつよくわからなかった。
そして、比較敵大型で目立つのがこれ。たった1匹だけど、妙な形の虫だ。しかも、ひっくり返すと、腹部中央には長い毛の塊みたいなものが生えていた。さて、これは一体なにか?形から恐らくデオキノコムシの仲間かな〜、と思って見たのだけど、こうした黒地に赤の模様のデオキノコムシは複数いてよくわからない。とりあえず、ヤマトデオキノコムシが一番近いような気がするけれど、定かではない。
続いて取りかかったのはこれ。
これまた大きさは大きいのだけど、そもそもこれは甲虫なのか?と自分の判断を一瞬疑たくなる。身体もはねも柔らかくて、これはジョウカイボンとかいうものの仲間かな?んで、触角の根元が特に太くて目立つ奴…。と探すと意外にいない。何度か眺め回して見つからず、とにかくひたすら眺め回しているうちにようやくたどり着いたのは、ツマキアオジョウカイモドキらしいと言う事。またモドキかい…orz。
どうやら必死に眺めていた触角の根元が太いという特徴は、雄の特徴らしくて、これを手がかりにしては、そりゃ見つからない訳だ。と言う事で、多分これはツマキアオジョウカイモドキの雄。
で、更にこちらはタマキノコムシの一種。これまで入っていたタマキノコムシは、どれも茶色だった。けれど、今回は左のような印象的な黄色のタマキノコムシも採れた。それから、右のはタマキノコムシと思ったら、ガムシの一種らしいと教えてもらった。タマキノコムシもガムシも、これはもうそれ以上は私の力では調べるのは無理。
それから、いつものようにツルピカのマルタマキノコムシも2つのFITで1匹ずつ採れた。
で、更にこちら。これは一体何なのか?
とにかく小さくて、表面には細かな毛が生えている。これって…?とたどり着いたのは、テントウムシの仲間。テントウムシというと、つるっとしているイメージなのだけど、こういう毛が生えているものもいるのだ。更に調べて、どうやらヒメテントウの仲間までは確定だと思える。その中ではオオタツマアカヒメテントウというのが近そうにみえるけれど、確信は全く持てない。ので、ヒメテントウの仲間。
そして更にまだまだある。これだ。
大きいからわかるかな〜、と思ったのだけど、コガネムシの仲間と言うことはすぐにわかったのだけど、これまた似たようなものが並んだページを見て、すぐに決めた。
コガネムシの一種!
実に実に、やる気のなさが現れている結論。でも、わからんがな…。
。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
つか、ヒメテントウまできた段階で、既にもう一杯一杯なんだな。
教訓。
わからない虫の名前を考えるのは、一日3種までにしとう。
それ以上つめてやると、嫌いになりそう…。