お買い物

　体重計が壊れた。アナログの方の体重計は、全然壊れる気配もないけれど、デジタルの方はやはり弱い。とは言っても、今使っているのももうかれこれ５年は使っているので、しょうがないとも言えるだろう。

　で、新しいのを買いに行った。

　近くのケーズデンキで、体重計を眺めて見る。今まで使っていたのは、オムロンの「カラダスキャン」というシリーズで、体重と共に体脂肪率から内臓脂肪量からいろんなデータが出てくる。なので今回も同様な機種と思うと、オムロンかタニタしかなくて、タニタの方は現品がなくてお取り寄せだったので、あっさりオムロンに決めてこれを買った。

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　まあ、ここまでの機能が本当に必要かと言われたら、違う気もする。けれど、こういうのは無駄にハイスペックである方が楽しいではないか。こういう消費者の存在が、ｓｏｎｙを始めとした日本の家電メーカーの道を誤らせたのかなあ、と思わないではなかったが、まあ今日の所はこれにした。

　そして、選びながら売り場のおにーちゃんとお話をしたのだけど、おにーちゃんは家電フェチっぽい豊富な知識を持っているようで、「オムロンはですね、元は医療機器のメーカーですが、最近は健康トータルサポートという方向でやってまして、こんなものも出てるんです。」と教えてもらったのが、これ。

　
　　
　　

　「ねむり時計計」。枕元に置いておけば、加速度センサーが働いて、寝返りなんかの回数から眠りの深さを判定し、眠りが浅くなった時に起こしてくれるというものらしい。

　こ、これは…。こういう、最新鋭の科学技術を利用した、というか怪しげなというか、そういうのって好きなんだよね〜。まあ、楽しいおもちゃですよ。お値段もまた微妙に手頃。それに基本的に私は朝が苦手。高機能目覚ましと考えるなら、こういうのも楽しいかな…と考えて、

　「えと、ついでにこれも。」

　とお願いしたら、まさかあっさり買うとは思ってなかったらしく、非常に驚かれつつ喜んでいた。

　
　で、明日の朝これを使うとどのように起こしてくださるのかとても楽しみなのだけど、データ分析については、よく見てみるとこれのデータのパソコンへの転送は別売りのＵＳＢ通信トレイが必要。スマートフォンならすぐにデータ転送できてアンドロイドのアプリもあるのに。
　
　
　悲しいなあ…。

　つか、まだ販売されてないようだけれど、パソコンユーザー的にはこれの方がよかったのかしら。
　
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　でももう、これを買っちゃったし、これを使いこなすためにはスマートフォンが必要というなら、ついでにスマートフォンも買いたくなってくる。

　でも、そういう目的でスマートフォンを買うのは、手段の目的化なような…。