hyla’s blog

はてなふっかーつ!

真剣に鳥見

 朝9時から11時まで、職場の同僚と一緒に鳥を見て歩いた。いろいろ事情があり、月1回の観察を行って、データをとって、「東かがわの鳥類相」みたいな感じにまとめなければならなくなったのである。で、職場から出発して住宅街を抜け、田んぼの間を歩いて、川を見ながら海まで行くというコースをとった。これで「住宅」「水田」「川」「海」という4種類の環境がカバーできる。

 見られれるのは、ごく普通の田舎なので、特に珍しい鳥が見られるというわけではない。ごく普通のムクドリとか、ツグミがわんさかとか、カワラヒワとか、そういったものが中心。

 けれど、外で観察をすれば何かしら興味深いものが見られる。

 

 今日は、ハヤブサを見た。

 
 川沿いに海まで歩いていた。その河口近くの橋を渡ろうとしていた。と、いきなり、橋の下から灰色っぽい鳥がカラスに追われて飛び立つ。なんだ?まあるいカワイイ眼。金色。ワシタカ類。
 ハヤブサだああ!

 まて、待つんだ。ハヤブサ。もっと観察させてちょーだい。が、ハヤブサは飛ぶ。4,5羽のカラスに攻撃されて、逃げ回っている。君、ハヤブサだろう。カラスごときに負けるんじゃない。それにカラスよ。頼むからハヤブサを追わないで!写真もとってない。なかなか遭わないんだから、もっと見させて〜!

 が、願い虚しく飛んでいってしまいました。
 橋の下を見ると、そこには一面に白い羽根が散乱。コサギですね。どうやら、ハヤブサコサギを狩って食べていた。と、カラスはそれが欲しくて欲しくてしょうがなくて、ついには数を頼りにハヤブサを追い払って横取りした、とそういう事らしい。
 みているうちにカラスが5、6羽集まり、「ガア、ガア」とやかましく鳴きながら、残ったコサギを食べていた。
 
 

 なかなか滅多に見られないシーンでしたね。



 外を歩けば、何かしら必ず面白いものがみられるなあ、と実感。