hyla’s blog

はてなふっかーつ!

お散歩


 昨日に続いて今朝も、雨の音で目が覚めた。降り込まないように窓を閉めて、またしばらくうっとりと雨を眺めた。


 昨日の雨で、庭の植物も十分に水を吸って、急に生き生きし始めている。この雨と共に、多分季節は変わっていくだろう。どれほど日中が暑くなっても、秋になっていくのだろう。秋の花が咲いて、秋の虫が活動し始めるんだろう。



 と言う事で、雨の止んだ午後遅くに、海まで散歩した。マルクやジョジョがいたときには、しょっちゅう歩いたのに、もう随分歩いていなかった道だ。
 川の側には、少しアベリアが植えられていて、見てみるとハチが飛んでいた。

 

 シロスジフトハナバチ?それともスジボソフトハナバチか?アベリアの花期は長いから、彼等にとって重要な餌資源の一つなんだろう。他にも、キアゲハやセセリチョウ、それにこんな所で交尾するコガネムシがいた。



 海に着くと、ちょうど潮が引いていて、河口ではたくさんの鳥が採食中。ダイサギアオサギコサギに混じって、よく見ると地面を小さな鳥がちょろちょろ歩いている。双眼鏡を持っていなかったから良くはわからなかったけれど、独特のピュイピュイピュイと鳴く声で、少なくともキアシシギがいることだけはわかった。これが来たということは、やっぱり夏の終わりということだ。

 


 それから、岸へ下りてみると、水の引いたところにこんなゴミがある。

 


 大量のアマモ。夏には割とアマモが打ち上がるけれど、これほど大量のアマモは初めて見た。これは、アマモ場が増えてきたということだろうか、それとも今年の夏が暑すぎて、たくさん枯れてしまったということだろうか。
 いずれにせよせっかくなので、ゴミの下を探ってみたらこんなものが採れた。


 相変わらずさっぱりわからないハネカクシ類が少々と、他にはヒメホソハマベゴミムシダマシがたんまり。水のあるところは少しマシだっただろうけど、それでもこのところの暑さでは、浜辺は相当高温だっただろう。それでもなお、活動しているものがいることに驚く。
 それから、浜辺の堤防の陰のゴミの下では、こんなものも見つけた。

 何かのコガネムシの幼虫。これはいったい何になるんだろう。そういえば、去年の10月頃にも、同じように浜辺でコガネムシの幼虫をたくさん見た。あれらの幼虫は無事に大人になったんだろうか。




 帰り道に、再びアベリアを見ると、もう夕暮れていたからハチはいなくなっていて代わりに、こんなものがいた。

  

 あらら。ヤママユガの雄だ〜(*^_^*)。何て、見事な触角だろう。
 久々だったので嬉しくて手を伸ばしたら、ふらふらと飛んで行ってしまった。


 やっぱり、外を歩くのは楽しい。