ツイッター - hyla’s blog

　
　今回の地震で、ツイッターってすごいんだなと思った。一年くらい前にツイッターが流行っているとか言うことで、一応はアカウントまでは何とかとってみたものの、今ひとつ（ふたつかみっつ）使い方がわかってない。たまにどーでも良いことを書いてみるけだけだけど、フォローしてないからされもしないし、結構複雑でめんどくさそうで、一人つぶやくのも寂しいので、整理整頓してやめようかなとも思っていた。

　けれど、今回の震災でリアルタイムの人の気配のある情報が一番入ってくるのはツイッターなんだなと思った。仙台で何が起きているのか、つくばの状況や、原発の情報。個人的にはほとんど、あるいは全く面識のない、けれど書く文章から信頼できると思える方のつぶやきを追っかけてみる。すると、そういう人だからこ、そにはまた様々な方向から情報が入ってきていて、的確なコメントが入り情報が修正され、加えられていく。

　
　そんな中で、専門家はその専門知識を生かして、本業の合間に情報を流し続けてくれる。それは、どれほどたくさんの人に安心を与えただろう。もちろん増えたとはいっても、今日本でツイッターのアカウントを持っている人は１０００万人くらいだから、約１０人に１人というところだろう。けれど、信頼できる人の情報が、それを見た人に安心を与え、その人がまた周囲のツイッターなどしない人にも安心を与える事は十分にあるはずだ。

　
　そして、様々な専門家が本業の合間にもできる時間には、どんどんツイッターを通じて情報を集める。大切な情報や、優しい勇気をくれる情報をどんどん拡散させる。そういうつぶやきを見ていると、情報もだけど、その人達が頑張っているということ自体が、優しい気持ちをくれる。そういう点が、一番すごいなと思った。

　
　
　日本人には、とっても優秀な人が一杯いる。それから、真っ当で誠実な人がたくさんいる。そういう人が、一生懸命頑張っている。

　日本も、すてたもんじゃない。　