hyla’s blog

はてなふっかーつ!

スダチチンの効能?


 ここしばらくの私の昼食は、何と「蜂蜜スダチ」である。


 いや別に、したくてしているのではない。単に、以前につくった「蜂蜜スダチ」が全く減らないのだ。なら、職場で飲んでやれと思って持って行き、そして忙しかったと・・・。そんだけである。


 でも、昼食を用意する時間がなくても、昼食を食べる時間がなくても「蜂蜜スダチ」は飲める。何たって、瓶からカップにとって適当に湯を注げばOKだ。スプーンで混ぜ混ぜしながら蜂蜜につかったスダチの皮も全部食べてしまう。もともと余っていた蜂蜜に、頂き物の無農薬スダチを切って入れただけという超手抜き飲料である。当然癖も少しあって、強い酸味の他に、口に少し皮の苦みがびりびりと残る感があるが、まあ自分でつくっているしで、文句は言えない。


 

 そういう昼食を続けること3日。


 

 そして、ふと思ったのだけど、こんな事をやっていると意外とお腹がへらない。「蜂蜜スダチ」を飲んでると、あんまり食べなくても(というよりここんところ昼食抜きだけど)意外と何とかなったりするのだ。もちろんさすがに1杯だけではお腹も減るが、昼食に、おやつに、(早く減らしたっかりするので)そればっかり飲んでると、昼食を食べそびれてもお腹はすかない。


 


 ひょっとして、スダチにはダイエット効果があるんでないの?


 と、思ってちょっと見てたらこんな記事が目に付いた。

 

徳島県特産のスダチの皮などの搾りかすに、血糖値の上昇を抑える効果のあることが、徳島大薬学部の高石喜久教授(59)(生薬学)、土屋浩一郎助教授(40)(薬理学)らの研究でわかり、30日発表した。
 クエン酸が豊富な果実は、糖尿病の症状改善にも役立ちそうだ。
 スダチは同県内で、ポン酢などに加工されているが、搾りかすは年間約2000トンにのぼり、産業廃棄物として処分されている。高石教授らは有効利用ができないか、4年前から徳島市農協などと共同研究し、成分を調べるうち、糖尿病に効果がある可能性が分かった。
 血糖値が高い慢性糖尿病のラット15匹を使って実験。搾りかすを粉末にして1年間与えた7匹のうち、6匹はほぼ正常の血糖値で、死んだのは1匹だけ。ところが、与えなかった8匹のうち4匹は死に、残り4匹も症状が改善しなかった。
 粉末に含まれるスダチ特有の「スダチチン」など19種類の有機化合物の中に、血糖値を下げるインシュリンの働きを助けるものがあるとみられ、徳島大は同農協などとその効能についての特許を出願した。高石教授は「人への効果が確かめられると、サプリメントなどの原料として使うことが期待できる」と話す。
(2006年8月30日 読売新聞)


 青いスダチの皮の部分に含まれる「スダチチン」という物質が、血糖値調節には効果的とか。青いスダチの蜂蜜付けって、そしたらとってもへるし〜?
 「蜂蜜スダチ」でお腹が減らないのって、蜂蜜スダチの中のスダチの皮の「スダチチン」(何ともすごい名前)の効果で血糖値が一定に保たれ、しかもペクチンとか植物繊維の働きなんかも混ざって更に効果アップで空腹感が押さえられる結果になるのかしらん?

 
 
 いずれにせよ、リバウンド気味な私にとって、これはとっても嬉しい発見。
 

 
 なんだけど、気がつけば「蜂蜜スダチ」も、もう半分以上飲んでしまっている。無くなる前に新しいのを仕込んでおこうと思ってマルナカに買いにでけたのだけど、スダチがなかった・・・・orz。そういや、スダチって、夏の終わり頃に成る物なんだよな〜。今頃はないのも当たり前。




 けどね、いいと思うんだよね。「蜂蜜スダチ」ダイエット。





 どうでしょう。徳島農協関係者の皆様。あるいは、徳島大学薬学部の皆様。スダチの新たな効能、と言うことでデータをとって売り込んでみては・・・。