hyla’s blog

はてなふっかーつ!

夜のお散歩


 私の帰宅は遅いので、夜のお散歩もかなり遅い時間だ。今は、夜の10時半ごろに、カイ君と夜道を歩いている。

 すると、気になるのが夜の灯りに来る生き物たちのこと。この辺の街灯も、かなり発光ダイオードに代わってしまったけれど、近くの川の橋にはまだ2か所、水銀灯がある。散歩の時にはだいたいその下を通るので、通るたびに何がいるのか、覗いてみる。
 もちろん、それほど変わったものは見られない。ハイイロゲンゴロウや様々な大きさのガムシ。カシブイ(コフキコガネ)や、ブイブイやゴミムシ達。たまに、オケラなんかも来ている。
 昔はこうやって見回ると、カブトムシが採れたし、運が良ければクワガタも手に入った。けれど、川沿いにずっとあった森がなくなって、みんないなくなってしまった。


 でも、先日の見回りで拾ったものには驚いた。だって、これだよ。

 シロスジコガネですよ。これも子供の頃には、たまに見たことを覚えている。でも、その頃でも我が家の辺りでは珍しかったし、今やレッドデータもの。それが、街灯に来ているんだから、そりゃ驚くよ。
 そして、残念なのは、轢かれてしまっていたこと。こんなものを、轢くなんて、なんてもったいない。超超貴重なデータだよ。ということで、轢かれてはいたけど、拾っておいた。これが、東讃の最後のデータにならないで欲しいな。
 


 ただし、これを拾ったのは土曜日の夜8時すぎで、こういう生き物は、やはり夜暗くなってすぐの方がたくさん来ているらしい。夜の11時近くになると、毎日チェックしているのだけど、集まっている虫自体もちょっと少な目。
 
 
 それでも何かいないかな〜?と、今夜も座り込んで街灯の暗い地面を見つめていると、遠くから白い人影が近づいてくた。小さなバッグを斜めにかけたおばちゃんで、そのまま通りすぎていったのだけど、カイ君の反応がただ事ではなかった。人とすれ違っても、カイ君は、何だろう?という風にちょっと近づいてみるだけ。なのに、ものすごく緊張して、離れて行ってからも、何度も何度も振り返って見ている。
 

 って、私にはわからなかったけれど、なんだか変な気配があったの?まさか…足がなかったとか、言わないよね?あったよね。足はついてたよね。今、その人が背後についてきているとか、ないよね…?

 
 
 ・・・・・・。
 

 やっぱ夜のお散歩は、9時ごろまでに済ませたいよ〜。(←怖がり)