何だろう

　8月一杯は、ちょっと時間があるので、ひと仕事終えるたびにちょっとだけ中庭に出て、いろんなものを眺める。人のたくさんいる狭いところで、座って事務仕事ばかりやっていると、結構しんどい。なりたいとも思わなかったけど、私は絶対ＯＬは無理だったろうなあ。

　外に出ても、ここはほんとに手入れされすぎていて何もないけど、それでも空は明るいし、少しだけでも緑を眺めるとちょっと落ち着く。それにしても、空が青い。けれど、その空の色はもう、秋の気配を漂わせている感じ。このところ雨が多いけど、季節は雨が降るごとにどんどん変わっていくようで、ちょっと切ない。

　うろうろしているときに、落ちていた枯れ木にこんなものを見つけた。５ｍｍもない、小さなゴミのように見えたけど、デジカメで思いっきり拡大してみれば、翅のある生き物だ。

　
　ごく小さいけれど、触角だけが異常に長いこれは何だろう？膜翅目でもなさそうだし、アブラムシとかも違っていそう。ひょっとして、チャタテムシとかその辺かな？これがチャタテムシだとして、屋外で見る分には、それなりに面白い生きものだね。

　
　でも、家の中では、できるだけ見たくない…。