なぜ?
台風の後、一気に暑くなって、夏も本格的。そんな中、休憩時間にハチを見にアベリアの茂みを見に行った。
するとだ、何と何と、アベリアの茂みは、見事に四角く刈り込まれてしまっているではないか!
花が、ない!
ハチが、1匹もいない!
アベリアの花は、今が盛りだよ。花は白くて綺麗だし、良い香りがするし。それに、暑くて花のない時期に、アベリアの花は虫たちの給蜜原としてとても貴重。なのに、そのアベリアをどうして今刈り取ってしまうの?
寂しく、これまた深く刈り込まれたヒラドツツジを見ていて、こんなものを発見。これは、ルリチュウレンジの幼虫かな?
探してみると、成虫もいた。ハチと言っても、これはハバチの仲間だから、刺すことはない。
ケヤキの幹では、アシナガバチがいた。これはヤマトアシナガバチかな?幹は濡れていたから、樹液を吸っているのだろう。
アシナガバチ類は比較的ハチの中では危険だけど、それでもこうやって30cmほどまで近づいても、静かにしていればどうということはない。けれど、こうした生きものが来ることは、ここではとても嫌われる。
場合によっては危険な生きものも含め、生きものが全く来ないようにするのではなく、危険性の見極め方や生きものへの対応を教えることが大事なんじゃないのかなあ。
みんな、どうしてそんなにハチとか嫌いなの?