また行く
夜、また海岸へ行ってみた。
先日のこともあり、出かけるときには変な人に会ったらどうしようとかなりびくびく。けれど、私自身が悪いことをしているわけではないし、最初は怖くても、浜辺に入ってしまえば何となく平気になってしまうのが不思議なところ。
小さな懐中電灯で照らしながら生きものを探してみた。けれどやはり、見られるのはハマダンゴムシとトビムシばかり。それに、小さなコガネムシの幼虫も砂の上を歩いていた。日中は、砂の中で丸くなっているのを見るけど、これも夜歩くようだ。
アカテガニは、香川県では準絶滅危惧種に指定されている。確かに我が家の周りなんかの平野部では減少したけれど、この海岸のように、海に面した山にはまだ結構たくさんいる。むしろ、河口にしかいないハマガニとかアシハラガニの方がレッドデータ的にはヤバいような気がするなあ。
夏の大潮の晩に行われるという、アカテガニの産卵は一度見たいと思っているのだけど、いまだに実行できてない。この辺にもたくさんアカテガニはいるから、絶対に見られるはず。どの辺が観察場所として手頃なんだろう。昼間の間にチェックが必要だね。
ということで、三度目の夜間観察は、やはり空振り。
やはり、夜行性の生きものは、ピットフォールトラップで採るしかないかな〜。
でも、ここにたくさんいるハマダンゴムシは入らないようにトラップを仕掛けるには、どうすれば良いんだろう…。
