hyla’s blog

はてなふっかーつ!

トノサマがいらっしゃる

 昨日、海岸へ出かける前に、ちょっとだけ庭をうろうろしてみた。暑くなって、庭はちょっとしたジャングル状態。ホシミスジがひらひらと飛んで、茂みではカナヘビが走り回っている。花には地味なシジミチョウが止まっているけれど、よく見ると翅が欠けていて、これはビークマークかな。どこかで、命からがらという経験をしているようだ。

 それに、小さなカメムシもたくさんみる。今日一番見たのはこれだけど、これはハリカメムシなのかしら?カメムシを知りたければ、カメムシ図鑑を買えば良いのだろうけど、いくら何でもこれ以上はもう手を出せない。

 
 

 それに、たくさんのアマガエルたち。足元にも、木の上にも、草むらにも、至る所に小さな今年生まれのアマガエルがいる。そんなアマガエルに混ざって、ぴょんと跳んだカエルの動きが気になった。跳び方が、アマガエルに比べて速く大きい。アマガエルじゃない。何だろう?と思って、そっと逃げ込んだところをそっと眺めた。すると、そこにいたのがこれ。


 おお、珍しい!これはトノサマガエルではないですか。大きさからして、今年生まれのトノサマガエル。たぶんこれも、隣の田んぼから上がってきたのだろう。トノサマは香川県ではもちろんレッドデータものだし、もう何年もトノサマを庭で見ることはなかった。たぶん、今年は5月にびっくりするほど雨の日が続いたから、田んぼの水を落とした時にも、オタマジャクシが干上がることなく無事成長できたのだろう。

 もうこの辺には、トノサマが住めるような草むらはほとんどない。このままうまく庭で生き延びて、越冬できるようにしてやりたい。