活けてみる

　職場で、たくさんのアルストロメーリアを頂いた。アルストロメーリアは、結構活けるのが難しい。だけど、ずどんと花瓶に入れるだけではあんまりだ。ということで、少し分けてもらって、活けてみた。

　家にあったキヅタを合わせて、ちょっとアレンジ風。先生に見られたら怒られそうだけど、枝ものもないしこういう花材だとアレンジ風にならざるを得ない。
　

　花器は四角いガラス。こうやって活けてみれば、悪くないと思うけど、実はこれ、本当は花器ではない。これは、古い染色槽なんだな。スライドガラスに置いた組織を、スライドガラスごと浸けこんで様々な染色液で染め分けていくための道具だ。ただし、これはごみ箱から拾ったもの。前の職場で一気にごみに出されていたので、もらった。実験道具というのは、きれいな形をしているのも多いし、これなどは分厚いガラスの雰囲気がいい感じで花器になりそうだと思ったのだ。こうやって花器として使っても、悪くないと思うのだけど…。

　ただし、花器として使えることはわかったが、実はこの染色槽を私は10個持っている。こんなには要らない。
　

　誰か欲しい人、いないかな〜。