hyla’s blog

はてなふっかーつ!

ちょっとだけ

三連休は、来客があって、そのお接待にてんやわんや。私はひたすら、運転手で走り回っていたのだけど、ちょっとだけ時間をひねくり出して、礫浜へ行ってみた。かなり良い礫の浜で、ここにはいろんなものが居る。

 
 漂着して少し腐りかけた海藻をめくると、ミミズ的なものがわんさか。それに、ここでも大小様々なハマワラジムシがたくさんいる。更に白っぽい昆虫の幼虫っぽいものも出て来た。割と大きなものだったけど、何の幼虫なのか?たくさんいたケシガムシの仲間も、どう見ても3種類は居そうだ。それに、黒いアバタハネカクシ類もたくさんいた。
 
 


 波打ち際の礫を掘ると、ミミズハゼ。春ほどたくさんは居なかったけれど、まだこの季節もいるようだ。ミミズハゼも1種類では無いらしいけれど、私にはミミズハゼとしかわからない。


 それから、大きめのイソハネカクシの仲間がまだ割とたくさん居た。これって、結構寒い3月頃にも見たことがあるし、割と活動できる温度域は広いのだろう。他に、ペラペラハネカクシやウミセミハネカクシ類も、まだけっこうたくさんいた。


 そして、今回一番驚いたのは、このウミミズカメムシがたくさん居たことだ。春の終わりに海藻の裏から採れたのはわずか2匹。ところが今回ハネカクシを掘って居ると、一緒にこれがたくさん出てくる。最初は喜んで採っていたけれど、あっさり10匹を越えてしまったところで、もう採るのはやめた。水際でもない、海藻が打ち上がっているようなところでもない、そのちょうど中間のイソハネカクシがいるようなところに、これもたくさん居る。ひどいときには、1回掘っただけで、5匹くらい採れてしまうほど。これは成虫越冬をするらしいので、ちょうど今一番個体数が多くなっているのかも知れない。
 けれど、これってカメムシなんだよね。只でさえ短い私の手を、これ以上拡げるのは難しい〜。少なくとも現段階では割とレアな生き物だと思うのだけど、どうしたものか…。


 礫浜には、ハサミムシも多い。ここでもたくさんハサミムシは見られるのだけど、ふと見るとハサミムシがトビムシを挟んでいるではないか。


 これって偶然?