hyla’s blog

はてなふっかーつ!

昨日採ったもの


 昨日採ったハネカクシを、ようやく整理した。昨日行ったのは、泳ぐ犬のいた浜と、それ以外に2カ所の計3カ所だ。それらの海岸では昨年、海藻の下に居るもの達は結構採った。だから今回は、主に砂浜の中のもの達を採ってみた。それぞれの浜は10kmも離れていないけれど、少しずつ環境が違っている。すると、共通して採れるものもいるけれど、特定の場所でしか見ないものもいたりする。

 
  まずこれは、泳ぐ犬のいた海岸のもの。何か、写真の雰囲気は、先日とよく似ているけど、別の写真です。別の浜です。飴色の、首の細いものは、先日採れたものとグループは同じだろうけど、同じ種類なのか、異なる物なのか?ぱっと見には、同じだけどなあ…。


 それから、こちらは海岸と言っても川の河口で採ったもの。薄茶色のものは、いつもの頭に点のある(多分)ヨツメハネカクシの仲間。これで、この種が採れたのは5カ所目だ。
 上の黒いものは、潮の引いた河口の中州で、スジアオノリの上を歩いていたものだ。少し潮が引いたときに大きめの石をひっくり返すと、その下に溜まった水の中で浮いていたりすることもある。昨年もこれは見ていて、まだ寒い4月にはいないけれど、5月にはたくさん出ていた。生態的に、潮間帯性のハネカクシであることは間違いないけど、干潟の太陽の照りつける地面を歩くから、太陽光線に対してこんな黒い色をしているのだろうか?

 
 それから、これも同じ河口のもの。うー、もうもう。こういう小さいのは勘弁して欲しい。ワガママは言わない。せめて2mmは超えてちょーだい。救いは、この小さなものは、1匹しか採れなかったと言う事。珍しいものなのか、それとも採り方が悪いのか。でも、たくさん採れると、絶対泣くな〜。



 一方これは、いつもよく行く海岸で採ったもの。これって、イソハネカクシ?なんだかいろんなものをたくさん見ていると、だんだん訳がわからなくなる。





 と言うことで、何だか訳のわからないものを、またまた新たにたんまり採ってしまった。
 そして、季節が変わればまた生き物の種類は変わるかもしれないよな〜。休みの度に、スコップを抱えて浜辺を彷徨うってのは、なんだか修行めいてきている。
 悟りはいつ開けるのだろう…。