hyla’s blog

はてなふっかーつ!

花に来る虫を採る

 
 今日も、山に行った。
 
 山道を少し行って、それからクサモミジの前で座り込む。天気も良くて、見ている間にもたくさんの生き物が花を訪れている。ハナアブもハエ類、それから、たくさんの蜂類。
 

 で、そんなハチを眺めて、一通り採って行きながら、ついでに花に来る甲虫も採ってみた。昨年FITをした場所に近いのだけど、やはり花で採ると随分異なったものが採れる。
 

 この2種は、なんとわざわざ持っていた網に入ってくれたもの。細いのはタマムシの仲間だろう。赤いのは、アカハネムシかな?特にこのアカハネムシは白いネットにも、来ていた私の白い服にもたくさん飛んできた。これは白いもの(紫外線を反射するもの)に来る習性でもあるのか?それとも、山には入る前に、触った犬の匂いにでもよって来たのかな?

 それから、こちらは花に来ていたゾウムシと、ゴミムシダマシ?それに、丸い瑠璃色はハムシ。調べてみて、ハムシがルリマルノミハムシであることだけは、わかった。ゾウムシは、訳わからなすぎて、調べる気にさえならない。

 
 こちらは、隣に生えていたスイバで見たハムシ。アトボシハムシというものかな?

 それから、これはいつの間にかネットに引っかかっていた多分カミキリ。一瞬小さな蛾?と思ったけれど、こうしてみてみると、カミキリだよね。後脚が異常に太い特徴で、同定できる?と思ってみたけれど、やっぱりリタイヤ。カミキリの魅力というのは、私にはよくわからないなあ。


 そして、今日一番印象的だったのは、この子。ごく普通のクマバチだけど、何とモチツツジのねばねばに捕まえられてしまったドジな子。モチツツジでは、小さなノミハムシだとか、蚊の仲間なんかがねばねばにひっついて死んでいるのをよくみるけれど、これほど大きなハチが引っかかるとは思わなかった。でも、花もない新芽のところに、どうして引っかかったんだろう。不思議だな〜。

 しばらく見ていたけれど、力はあっても、もこもこの毛が災いして、逃げられない。そこで、そっと手を伸ばして、捕まえた。この時期だから、多分雄だろうし、それでなくてもクマバチは大人しいハチだ。手にとって、ピンセットで体についたねばねばの葉の断片を採ってやると、そのままクマバチはふわりと飛んで行った。
 
 
 ちょっとドジッ子さんすぎるところが心配だけど、上手く繁殖できると良いね。