hyla’s blog

はてなふっかーつ!

アリを探して


 近くの里山へ、アリを採りに出かけた。昨年から今年にかけては、若者と共にハマダンゴムシと戯れた。今年はというと、先日アリ採集を経験したためか、アリをやりたいと言うのであります。ならば、やってやろうじゃないの。

 とはいえさすがに時期がもう遅いので、本格的に採るのは来年の春になってからになるだろうけど、とりあえず今採れるものだけでも採ろうと、山へ出かけた。とりあえず今回は、篩い採集と見つけ採り。


 
 連れて行った若者は山道に入ると、早速に地面に屈み込んでアリ採集を始めた。地面にはちょうどこの時期、たくさんのクロナガアリが種を採集している。それらを採り、更にクロヤマアリっぽいものを採り…、とやっていたら向こうの方でいきなりバキバキ枝を折り始めた。そして、「おるおる〜!」と、枯れ枝から黒っぽいアリを採集。篩い班は、キイロシリアゲアリらしきものを採集しているし、以外とやるじゃありませんか。
 

 そして、地面に屈み込んで集中するから、アリ以外にもつぎつぎに面白いものを見つけて来る。

 例えば、死んだタマムシ


 コケそっくりな緑の斑紋のある羽を持つ、ヤガの仲間。なかなかに美しい。これは調べて見れば、どうやらアオバハガタヨウトウという蛾らしい。アオバは緑のはねからだろうけど、ハガタってつくのは何でだろう。


 そして、白蟻も掘り出してくる。枯れ木を折って、内部の白蟻を捕まえながら、「お、兵隊蟻〜。」とか行っている者もいて、なかなかコアな知識を知っている。


 そして、こんなものまでみつけていた。怪しげなこれは、カゴタケ。スッポンタケ科のキノコだけど、私も実物は初めてかな〜。隣にはまだ幼菌があったから、また見に来よう。
 




 と言う事で、結構やる気はある若者達なんだけど、さてどのような方向に持って行けばいいのかしら。つか、これまでアリについては適当に誤魔化してきたけど、私も本気出して覚えないとダメってことだよね〜。

 
 

 本当に、出来るんだろうか。
 ああ、またプレッシャー。