チョウを拾う
廊下を歩いているとき、窓の桟のところで、チョウが死んでいるのを見つけた。ちょっと見慣れないチョウだったので、拾ってみたらこんなもの。
ハネが裏返ってしまっているので、内側の鮮やかな青が目立つ。ベニシジミよりは大きいけれど、モンシロチョウよりは小さい。それと後翅の先に、ゼフィルスのような小さな突起がある。これは何だろう?
で、帰ってあれこれ調べてみれば、どうやらこれはムラサキツバメというチョウのメスらしい。食草は、マテバシイやシリブカガシとのこと。そういえば、仕事場の近くの10年くらい前にできた道路に、街路樹としてたくさんのマテバシイを植えている。あのマテバシイで繁殖したものかもしれない。
そして、これもナガサキアゲハなどと同じく南方系のチョウで、分布を拡大させつつあるものとか。
綺麗なチョウだけど、何だかそう聞くとちょっと微妙な気分になる。
私が見つけるくらいだから、香川でもたくさん発生しているんだろうなあ。