昨日のハチの正体
昨日捕まえたこの大きなハチが、気になってしょうがない。なので、必死に調べてみた。こういう事には、しつこいんだ私は。
まず、体長は20mm。腹部の腹面には長い毛があって、花粉を集めて運ぶようになっている。なので、ハナバチ。マルハナバチとか、そういうものではない。印象的なのは、網の中でネットに何度も噛みついて、布が破れるかと思ったほどの大きな顎。と言う事で、ハキリバチの類ではないか?と推測した。
ハキリバチの仲間で、大きさ20mm。そして、腹部の先の方は黒くて、腹部の上のほうにオレンジの筋が2本入るという特徴で見てみると、クズハキリバチか、オオハキリバチに行き着いた。多分、この2種のうちのどちらか。ただ、いろんな所を当たってみたけれど、この2種の識別ポイントを明確に書いているものには行き着かなかった。ハナバチデータベースもダメ。けれど、いろんなヒトがwebにあげている写真を見ていく限りは、腹部の明確な2本のオレンジの模様の入り方が、クズハキリバチの方に似ている。なので、とりあえずはクズハキリバチという事にしておきたい。(素人ですので、あんまり信用はできない判断です!)
でも、クズハキリバチって、京都や高知のレッドデータに入っているし、もともとそれほどはいないハチらしい。
なぜ、少ないのだろう。大型だから?これほど大型のハチになると、子供のための蜜や花粉を集めるのでも、かなり大量に集めなければならないだろう。なら、相当大きな花粉や蜜の供給源となる花が無ければ、生存できないはず。でも、そうなると大きくなると言うことは、ハナバチにとってかなりなリスクだろう。なのに、どうしてこれほど大型化したんだろう。大きくなることもメリットは、何だったのだろう。
ともかく、これがクズハキリバチとすれば、県内でもそうたくさんは記録されていないんじゃないかな?これまでに、報告はあるのかな?
つか、ほんとにクズハキリバチで合ってるかな?
正体がわかりかけると、とことん追求したくなる。調べるって泥沼だね。
でも、またまた忙しくなってきた。
時間が…。