hyla’s blog

はてなふっかーつ!

再チャレンジ

 

 昨日は、まあほんと、大変だった。晴れていたのに、ハマゴウをみている間に西の空には黒い雲。ゴロゴロと雷の音がし始め、いきなりすさまじい勢いで雨が降り出した。慌てて車で走るうちにも、落ちてくる雨で道はあっという間に水浸しになり、濡れながら走り込んだ家は何と停電!
 
 1時間半ほどして電気が通じた時には、ほっとしたね。


 と言う事で、何とか無事に家に帰ったのだけど、今日になってやっぱり昨日のバッタの事が気になる。今日も、黒い雲がモクモクと湧き上がっては、バタバタと雨が降る。でも、夕方には落ち着いたので、夕暮れの浜辺に出かけてみた。
 昨日の雨で、ハキリバチの掘った巣穴も埋まったんじゃないかと思っていたけれど、砂の上にはいくつかの巣穴が見えて、まだキヌゲハキリバチが飛んでいた。葉を運ぶもの、花粉を運ぶものなど見えたけど、彼等は一日中活動しているのだろうか。夕方から夜は、いったいどこでどうやって過ごすのだろう。激しい雨の時は、どこで雨宿りをするのだろう。
 

 そんな疑問を感じながらハチを眺めて、それからコウボウムギのあるあたりでバッタを探した。

 
 そして見つけたのがこんなバッタ。

 色や形から、多分昨日のバッタの大きくなったもの。種類はわからないけれど、こうやって見ると、やっぱりヤマトマダラバッタではなさそう。ちょっとがっかりしながら歩いていると、こんなバッタも見つけた。

 

 砂の色に保護色となってあまり目立たない。これは…?


 期待を込めていろいろ調べて、これはクルマバッタモドキであることが判明。砂地には、ヤマトマダラバッタだけでなく、クルマバッタモドキや、マダラバッタというものもいるのだそうだ。この海岸の堤防の向こうは、お墓と草地になっているから、そこも含めていろんなバッタがいるのだろう。
 ヤマトマダラバッタでなかった事は、残念だけど、クルマバッタモドキというバッタを覚えたから、一つは利口になった。



 都会だと博物館もあるけれど、香川にはそんなものはないので、こうしたものをすぐに教えてもらうことはできない。だから、図鑑やネット情報や、いろんなものを自分で少しずつ調べていくより他ない。それはとても手間暇かかる作業だけれど、だからこそわかるものが一つでも増えることは嬉しい。



 ただこの調子では、死ぬまでかかっても、手持ちの標本だけでさえ明らかにはできないかも。何せ、名前を明らかにできるより先に、訳のわからないものがどんどん増えていくんだもんね。
 

 

 わかっちゃいるけど、ほんとアホやなあ〜。