里山か?
外に干してある洗濯物を取り込んだら、何か小さな黒いものがついていた。虫を思われたので、つぶそうか?と思って手に取ったけど、思い直して毒瓶に放り込んだ。何となく、甲虫に思えたので、何かな?と思ってしまったのだ。
う〜ん。ケシキスイ?5mmちょっとだけど、羽が短めで腹部が出てるから、デオケシキスイの仲間?
そういえば同じく数日前のこと、庭にいたらこんなものがスカートに止まっていた。
えと、ヒゲブトハネカクシの仲間かな?1cm弱なり。
こういうもの達って、里山の昆虫をFITで捕まえてた頃によく見たよな〜。でも、これは我が家の庭で捕まえたものだ。ということは、40数年を経て、我が家の庭は里山になりつつあるということか?
それとも、このところこういうものを頻繁に見ていたから、これらの存在に私が気がつくようになったということか?
そういえば、今朝は網戸で寝ていたのだけど、窓の外の至近距離で鳴くウグイスの声で目を覚ました。ウグイスの声は美声ということになっているけれど、でもほんの1〜2mほどの所で鳴かれると、それはかなりうるさいということがよくわかった。
5月には、庭でモズの巣立ちを見たし、毎朝、キジバトの声を聞くから、多分キジバトもどこかに巣をつくっている。
縁側では、ニホンカナヘビがひなたぼっこをしているし、水道の蛇口の下に置いてあるバケツにはたくさんの小さなアマガエルが集まっている。
濃い緑の植木の間を、ハチたちがゆっくりと飛び回りながら、餌を探している。
やっぱり我が家は、剪定をさぼったので遷移が進んで、里山になろうとしているようだ。
40年前、田んぼを造成したばかりの更地にこの家を建てた我が父の理想の庭は、「山の中にいるような雰囲気の庭にしたい。」というものだったらしい。
死んだとーちゃん、理想は達成されてるよ〜!
でも、今年こそ、剪定する!