hyla’s blog

はてなふっかーつ!

雑巾の縫い方


 廃棄しなけばらないバスタオル、タオルがたくさんできた。この辺では廃品回収はやってないし、小さく切って掃除に使うにも、既にそうした布はたくさんある。ゴミに出すと燃やされるだけだし、それは資源の無駄遣いをしているようで、後ろめたい。なので、雑巾を作る事にした。
 もちろん家で使う分には、縫ったりしない。そのまま畳んで使う方が、汚れて洗うときに洗いやすいし、乾きやすい。けれど、雑巾にしたところで、我が家では使い切れない。雑巾として縫ってあれば、適当に寄贈することもできるだろう。
 

 で、ミシンを取り出して縫い始めた。
 


 まずは、バスタオルは3等分に切って二つ折りで、タオルはそのまま3つ折りにして縫ってみる。

 
 けれど、とにかく枚数が多い。それをひたすら縫っている内に、途中で糸を切って縫う場所を変えるという操作がものすごく面倒になってきた。
 雑巾の縫い方に決まりなんぞないだろうけど、私は周囲を四角く縫って、後は縦横と斜めを縫っている。けれど、これだと、必ず4回糸を切って縫う場所を変える事になる。そのたび返し縫いをして、糸を切って…、というのが面倒。

 
 そこで、何とか糸を切らずに縫い上げる方法はないか、試行錯誤してみた。基本ルールは、縫い始めたら糸は切らない、けれど同じ所を2度縫ってもいけないということにしてみた。ジグザクに縫う、菱形の縫い目を入れるなど試し続け、ようやく完成した縫い方がこちら。


 


 周囲を四角く縫った後、V字型の黒い線を縫う。そのまま続けて赤の線を縫って、更に黄色の線を縫う。緑の線はなくても良いけれど、この線も入れると縫い始めの所に戻ってくることが出来る。あまり美しい図形ではないけれど、少なくとも比較的均等にどの部分も縫う事ができるし、糸を切る必要はない。重なりもない。
 

 これで、実際に雑巾を縫うと、こんな感じになる。(これは緑の線のないバージョン)
 


 
 わかってる。これは、明らかに手間をかけすぎ。シンプルにジグザグでもいいのだ。けれど、色々考えて、うまくいくと何となく嬉しい。こういうのを考えながら更に美しく…、とひたすら縫い続け、何と全てのタオル類を雑巾にすることができた。


 

 その数なんと、35枚!
 いくら何でも、多すぎだよな…。