どうしてそれなんだ?
朝、いつものように渡り廊下を歩きながら、窓の外を眺めていたのであります。すると、まず目に入ったのは、これ
キジバトですね〜。窓ガラスには、くっきりと衝突痕が白く残っていて、どんだけ激しく衝突したのやら。
キジバトはもちろん、このうえもなく普通種ですので、あんまり嬉しくはない。とは言え、とりあえず回収。それを手に持ったまま、反対側の窓の外を眺めてみると、これまた何か落ちてる。
ふわふわの大量の羽根の塊。よく見ると、羽根の先は、黄土色と黒に縁取られているわけで、これってこれってトラツグミじゃないの〜!トラツグミを食べちゃったの?トラツグミだよ。そりゃトラツグミは衝突しやすいから、これまでにも2.3羽は入ってきている。でも、キジバトほどたくさん入る訳ではないのに、トラツグミを食べられたわけね。
ああ、食べるならキジバトにして欲しかった…。
と言う事で、残ったものを拾い集めて、整理した。大きめの羽根だけをよりだして、尾羽と風切り羽に分けて、整理するとこんな感じになる。
ボンドで軽く止めながら、羽根を見ていて、一枚の羽根に小さな黒い点があるのに気づいた。土かな?と思いながら、何の気なしに実態顕微鏡で眺めて見たなら、正体はこれ。
ダニ〜。種はわからないけれど、マダニだ。ダニはまだ生きていて、ゆっくり動いている。トラツグミも地面の虫をあさる鳥だから、マダニを持っていたのだろう。マダニはどうしよう?つぶしても良かったのだけど、やっぱり一応はとっておこうと思って、エタノールを入れたサンプル管に突っ込んだ。
ああ、それにしても、全部丸ごとで欲しかったな〜。
次こそ、負けない!