hyla’s blog

はてなふっかーつ!

またもや負け

 
 朝、出勤してとりあえずいつもの場所をチェックしてみた。


 ん?なんか落ちてる。と言うか、食われてる…よな。


 時間もあったので、そのまま窓の外のひさしの上に出て、落ちているものを確認してみた。すると、黒い羽根と薄い茶色の体羽。それに頭部…。


 

 って、この顔は、これってシメじゃね。シメも来ていたんだ。でも、シメが死んだのは初めてなのに、そのシメを食われるとは、不覚…。
 ったくカラスめ、ツグミシロハラなら、食われても許す。でも、シメって…。


 が、嘆いていても始まらないので、とりあえず羽根を全て回収して、整理してみた。
 
 

 そして羽図鑑のシメの頁をチェックしてみたけど、羽根の先が切られたような形になっていて青いという特徴から、これはやっぱり間違いなくシメだ。やれやれ、初めて拾うのに、出来れば完品でほしかったよね。でも、シメってこの辺では冬鳥だけど、それほどたくさん見る鳥ではない。今年はやはり冬鳥は多いようだ。

 

 そして羽根を整理し、さて残ったのが頭部。どうしよう?捨てるのは、何となくもったいない。でも、こんなものどうすればいいんだ?ちょっと悩んで、とりあえず腐らないように、仮剥製と同じ手順で処理してみた。 
 皮をめくって頭蓋骨の後部を切り落とし、脳を取り出し、眼もとる。でもって、防腐剤(ミョウバンと樟脳の混ぜた物)を塗りつけて乾燥して終了だ。本当は、口を開いて舌骨もとれば良いのだけど、口はぎゅっと閉じていて、どうにも開くことが出来なかった。シメの嘴は太くて頑丈だし、硬い種子を食べているのだろう。その嘴を動かす筋肉も良く発達している上、死後硬直がすごいので口が開かないのだろう。頭部の目は、まだ潤んでいて、今朝死んだ鳥と思われた。

 


 ちなみに、同じ朝、この鳥の落ちていた場所の反対側のベランダではこんな羽も拾った。これまた、食われているけれど、カワラヒワ

 
 


 つーことで、正月から連敗続き。
 今度は、勝ちたい。