hyla’s blog

はてなふっかーつ!

今週の成果

昨日採ってきた虫をぼちぼち整理してみた。今回は18匹なり。

 秋になったらまた活動は活発になるのかと思っていたけれど、ここまではそれほど増えてはこない。更に入るものをみていて思うのだけど、虫というのは意外と活動期間は長くないものが多い気がする。1ヶ月くらいの間、ふっと現れて消えていく、そんな感じのものが多いような印象がある。まあ、だらだらと入り続けるもの達もいるから、どれだけが年一化性のものか知りたければ、とりあえず標本を全部作って、何とか多方面にご迷惑をかけてこれらが何か可能な範囲で教えてもらうしかないんだろうな、と思う。もちろん自分でできる事はするけれど、でもゴミムシとか、ハネカクシとか、チビシデムシとか、タマキノコムシとかコメツキムシとか…、そんなもん素人にわかる訳ないではないか!でも、こんなもの、お願いしたらホントに教えてもらえるものなんだろうか?つか、その前にお願いする気力があるのだろうか…。


 と言う不安は抱えつつ、とりあえず今回のわからないもの達。

 

 これはハネカクシ達。今回はこの2匹しか入っていなかった。もちろん種類なんかわかるはずない。

 

 それから、夏の間うんざりするほど入ってきた、コメツキorモドキ系。黒くて、模様もなく、しかも展足しにくくて、しても見栄えがしないという、とても悲しくなる虫さんである。もう出ないと思ったのに、また出てきたよ。


 
 けれど、上のコメツキ?以上に展足がしにくかったのが、これ。


 まあ、小さいし丸くてコロコロして、展足しづらい。と言うより、そもそも脚が見えない。よくよく見て見れば、脚は、きっちり折りたたまれて胴体のへこみに収納されているようで、頑張るとつぶしてしまいかねないので、諦めてしまった。
 で、これはそもそも何か?触角の感じが独特なので、これを手がかりにして探すと、どうやらシバンムシの仲間でキノコを食べる仲間らしい。確かにキノコはこの時期至る所で見るから、こういうものも出てくるのだろう。でも、キノコを食べる虫って、多すぎ。



 そして、こんなものをちまちま整えて写真をとっていたら、何と展足しておいたはずのオサムシが机の上を歩き始めるところであった。酢酸入りの溶液に浸かっていて、その後は冷蔵庫で保存していたのに、まだ生きてるYO!何て生命力。ちょっと感動したけれど、とは言え逃がすわけにはいかないので、捕まえてあの世へ行って頂いた。ごめんなさい。



 と言う事で、今週も何とか終了。


 
 そして、週末は台風らしいけど、お山のFITは大丈夫かな〜。