再びハネカクシ
昨日採ってきた虫の整理をした。
大きなものはこんな感じ。
オサムシに、ゴミムシ類、センチコガネに、ゴミムシダマシ。まあ、いつもの顔ぶれ。それにしても、オサムシは6がつくらいからずっと入り続けている気がする。これだけ採ってしまうと、少なくなってしまったりしないのか?と気になるのだけど、平然と入り続けているところを見ると、オサムシはずいぶんたくさんいるんだろうなあ。
そして、小さなものに取りかかると、出てきましたよ、ハネカクシ。やっぱり入らなかったのは、一瞬だなあ。けれど、極細2mmハネカクシよりは少し大きめの3〜4mmのもの達なので、少し助かる。そして、今回はいろんなタイプのものが入ってきた。
まず、これはきっと多分、ヒゲブトハネカクシというものの仲間なんだろう。なら、それ以上はわかるはずもない。
これは、何だか以前にも入っていた気がする。確か、目がものすごく小さくて頭が黒いものだから目がないようにも見えるハネカクシだ。けれど、わかるのはハネカクシということだけ…。
そんなわからないものずくしのハネカクシの中に、こんなものも入っていた。
飴色で少し金色にも見える綺麗な色合い。そして、口には立派な牙があって、これは私がヘビケラ型と勝手に呼んでいるものの仲間だろう。けれど、特にこれは表面に黒い毛が目立つ。これなら、ひょっとして種名がわかるかも知れない、と思って図鑑を眺めて見た。
すると、どうやらそれらしきものを発見!「顕著な立毛を装う」という記述と共にタチゲクビボソハネカクシという名前を見つけたよ。図鑑の写真のシルエットと言い、きっと多分これだと思うんだよね。毛があるからタチゲ(立毛)首が細いからクビボソハネカクシなんだろう。多分どこにでもいる普通種だろうけれど、これだって決められると、すっきりしてとても嬉しい。
これは、表面に毛は生えているけれど、多分テントウ虫の仲間じゃないかな?にしても、テントウの仲間は、どうしてこれほど展足しにくいのだろう。頑張ってはみたけれど、ここまでが限界だった。
そして、図鑑を探してみると、どうやらハレヤヒメテントウというものらしい。これも、種名がわかってすっきり!
でも、小さいからヒメテントウなんだろうけれど、何でハレヤという名前なんだろう?
とまあ、こんな感じで今週は終了。
そして、だいぶん寒くなってきているけれど、来週はこれより増えるんだろうか、それとも減るんだろうか。
増えて欲しいような、欲しくないような…。
微妙だな。