大人買い
買い物があったので、午後から高松に出かけた。その帰り、ついでに宮脇書店によって「海獣の子供」の5巻を買う事にした。
予定ではその1冊だけのはずだったのに、気がつけばまたもや大人買い。早川SFもファンタジーも創元も我慢したのに、それでも諭吉様が2枚吹っ飛んでいったよ…orz。
と言う事で、1冊目。
- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/07/30
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 184回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
好みはあるだろうけど、私は割と好き。これが最終刊ということで、4巻まで膨らんだ謎はどのように処理されるのか?と思ったら、まるで絢爛豪華な夢のシーンのようにようになった。一体「海」は何だったのか、不思議な海の異変は何だったのか、それらはほとんど説明されないから、繰り広げられる絵から私たちが読み解くしかない。きっちりとオチをつけると言うのではなく、それぞれに考えさせるというのは、それはそれで新鮮。
そして、2冊目。
- 作者: 鶴田謙二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: コミック
- 購入: 13人 クリック: 160回
- この商品を含むブログ (54件) を見る
この人も、味わいのある絵を描く。さすがに少年漫画までは把握していないのだけど、たまたま書店で見たおもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)でやられた。古い作品も読んで見たけれど、割と良い。ただし問題は、とにかく寡作ということ。そして、描きっぱなしで終わってない作品が結構ある。そういう点で、ちゃんと終わるという保証がないのが難だけど、この作品も如何にもな感じで良い。「おんなのこ」と「飛行機」と「動く島」、というモチーフはちょっとジブリっぽいけれど、やはりそれとは異なる味わいがある。主人公がやたら裸になったりビキニだったりするのはなんだけど、でも明るさのある作品なので嫌な感じはしない。良いと思うけど、さてこの2巻はいつ読めるんだろうな…。
と言う事で、とりあえず2冊は一気。
他はまあ、ゆっくり読んでいこう。