hyla’s blog

はてなふっかーつ!

窓の外に


 廊下を歩いていて、窓の外、桟の所に何かいるのに気づいた。手にとって見てみると、こんなものだった。

 


 明るい茶色の羽の下側がはみ出ているような形で、独特。更に翅脈の走り方なんかからも、まるで枯れ葉のように見える。で、これは何かというと、多分見かけの通り、カレハガだろう。



 よく見て見ると、頭の前の突起は触角ではなく、前脚を枝のように見せているもので、触角は逆に葉脈に見える部分にぴったりとつけている。これは自分でもわかってこんな形をとっているのだろうか?不思議だな〜。

 鮮やかな花に似せたカマキリは美しいけれど、熱帯に行かなくても、身近なところにも巧妙な擬態をやってのける生き物は山ほどいる。これだって、本当に枯れ葉の中にいれば、きづかなかっただろう。そういうのを丁寧に眺める時、なんだか嬉しくなる。




 ま、気づいたケースの何倍も、見過ごしているんだろうけど…。