稽古で疲れる
朝、お茶の稽古に行った。お茶室の水屋に入ると、同じ社中の同輩が「大変な事になってるよ〜。」と言った。
え?と思いながら出されている道具を見ると、水屋の棚に、何故だか天目台。そして天目茶碗。
「ひょっとして、台天目?」と聞くと、
「私は台天目で、それから盆点をやってもらうって。」とのこと
まじ?台天目でも嫌〜。なのに、更にその上の盆点ってまじ?
ああ、もう既に帰りたい…。
お茶は流派によって多少の違いはあるだろうけど、どれも免許状というのがあって、免許状をとると上のお手前をやれるようになる。私の習っているやめさせてくれない「表千家」の、台天目とかは難しい滅多にやらないお手前なんですよ。当然、普段そんなものは稽古をしない。だから、綺麗に忘れているのに、この疲れ切った週末に、思いっきりいい加減な服しか着てないのに、いきなりそれをやるんですかい?
が、先生は既にのりのり。やるしかないのだ…orz。
お稽古が始まって、お炭手前をやっている間にもろくに見ず、お手前が浮かんでこないかと思って考えていたが、さっぱり思い出せない。唯一思い出せた所作も、うすらぼんやり。
で、やりましたよ。怒られるだろうなあ、と思ったらやっぱり訳わからんままに、あれこれビシバシ言われ、へこたれながら何とかやりましたともさ。私は盆点を、もう1人は台天目を。
妙に気合いの入っている先生は、更にお薄をそれぞれやりなさい、とおっさり、それもやって終わると12時さ。
やっとほっとする週末の朝に、いきなり疲れてどうするんだ!
これから、放置して凄いことになってる、庭の草抜きが待っているのに。
ああ、何もかも放置して、遊びに行きたいな〜。