季節の変化
昨日採ってきた虫を整理した。
急に暖かくなって、確かに虫の種類や数が変わってきている。まず、カの仲間はぐっと増えて、それからトビムシとか、昆虫ではないけどダニも入ってくるし、更に訳のわからないぶよぶよ系のイモムシも入っている。
このハチは、ハチはハチでも、1cmに満たない小型の蜂だ(一緒に多分キイロシリアゲアリが写っているけど)。(よくわからないけど)恐らく、これらは寄生蜂だろう。これらは、採集を始めた1月からずっと採集はされていて、何種類かいるものの種はわかるはずもないし、調べるにもその手立てさえない。けど、とにかく採集される数が少し増えた感じがる。
これらのハチがFITに入ったと言う事は、真冬の1月にもこうしたハチは飛ぶということだろう。でも、彼等はなんの為に飛んでいるのだろう。飛ぶということには、多くのエネルギーをつかうだろうに、何故飛んでいるのだろう?FITの液には、5%程度の酢酸を使っているのだけど、その酢酸に来た可能性はあるのだろうか?それとも、やはり冬に彼等は獲物を見つけたり、繁殖の為に飛んだりしているのだろうか?
どう考えても、基本的な知識もないし、さっぱりわからない。しかし、種さえわからない昆虫の何故までを突き止めることとは、私には到底無理な話だ。いろいろ採れることは、わからないなりにも興味深いことではあるものの、採れた虫を前に途方にくれる事でもある。本当に、誰かこのハチをもらってくれる専門家がいらっしゃれば、喜んで差し上げるのに…。
そして、甲虫についても、採れる種類がすこ〜しではあるが変わってきている気がする。まだまだ採れるものは、ハネカクシが主であることには変わりないのだけど、そのハネカクシでも種類がちょっと違うのも入ってきている。
今まで主に入ってきていたのはこれらで、どの回もそんなに顔ぶれは変わらなかった。
色が薄くて、全体に華奢。これまでのハネカクシとはずいぶん印象が違う。これまでのハネカクシも今回のも、種がわからないのは同じだけど、わからないなりにこれまでのものとは違う。
じゃあ、来週になれば、もっと変わるのか?と、少しどきどき。
でも、良く質問させてもらっている虫屋さんの
「4月はハネカクシ祭りになるで〜覚悟しとき〜。」
とのお言葉が思い出されて、別の意味でどきどき…(-_-)。