hyla’s blog

はてなふっかーつ!

鯛づくし


 先日閉店間際のスーパーに行くと、鯛がとても安かった。小さな鯛ではあるけれど、鯛なのに2尾で何と348円、の更に半額。って172円だよな。これは、安い。あまりにも安い。鯛、鯛、鯛…。
 

 で、後先考えずに買ってしまった。


 そして、買ったからには、料理しないといけない。どう料理するか?煮付けか?それとも焼くか、刺身か?
 鯛・レシピで検索の結果、調理方法は、まず1尾で鯛飯。そして残りは、三枚におろして昆布締めにして、残った骨で潮汁と決めた。



 で、早速に調理に取りかかったのだけど、その段階ですでにめんどくさくなった。何となれば、鱗とりがひじょーに面倒。アジの鱗なんかとは段違いにとりにくい。そして、ヒレがかたくてとんがっているから、ともすればとげが立って痛いんだな。もう、なんでこんなもの買ったんだ?と後悔しきり。でも、やり始めたから仕方ないのである。
 
 
 そして何とか下処理を終えた後、鯛飯用は、そのまま塩をして冷蔵庫に突っ込んだ。今度はもう1尾の三枚おろしだ。包丁を柳刃包丁にかえて、三枚に下ろすまでは割とすんなりできた。が、昆布でしめるなら皮をはがなきゃ行けない。これが、意外と面倒だった。そもそも小さな鯛だ。それから得られた身の部分だからさらに小さい。それから皮をはごうとすると、ともすれば小さな身がぐちゃぐちゃになろうとするのだ。それを何とかだましだましとって、何とか昆布ではさんで、冷蔵庫につっこんだ。
 更に、残った骨をざっと湯通しして、流水で洗って、出汁をとる。


 って、やったらすぐに1時間。残りは翌日にすることにした。


 
 そして、今日はいよいよ料理だ。まずは、鯛を焼く。その間に米を洗って塩と醤油、酒を入れて味をつけておく。そこへ、焼きたての鯛をそのまま入れて炊飯スタート。
 その間に、鯛の出汁をいったん漉して、塩と醤油で調味して、ワカメとミョウガを入れた。
 昆布締めは、適当に切って、スダチを振る。
 ついでに、ゴーヤーが余ってたので、豚肉といためた。
 そして、炊きあがったご飯から鯛をとりだし、ほぐした身を戻して、ショウガの千切りとネギを加えて混ぜた。

 で、完成なり。


(昆布締めは写しそびれた)

 なんつうか、材料費は安いんだけど、すんごいゴージャス。ものすごく真っ当な食事。
 そして、初めての鯛飯もウマウマで、昆布締めも美味しくいただいた。




 ああ、こんな事ができるのも、定時帰りできるお盆前後だけ〜。