欲望

　欲しいっ！っと思う物があることは、幸せな事なんだろうか？

　
　子供の頃から、「何でも欲しがりまわる…」とため息をつかれ、反動で欲しい物があっても妙にストイックになりがちだったりする。しかも、優柔不断っぷりには自信がある。
　欲しい物ができたとき、とにかく迷って迷って、迷いながらあれこれ考える。
　
　
　
　ある時は、「欲しいけど…」と迷うのは本当は必要でないのだ。本当にいるものは、迷わない、と思ってみる。
　またある時は、「欲しいけど…」と迷い続けるのならすぐに決断するべきだ。迷っているする間にも時間はたつのだ。何事もやってみなければ、買ってみなければ、使ってみなければわからない。悩むだけではダメだ。まずやってみるのだ。そうしないと、いつになっても何もできない。と思ってみる。

　
　どっちが正しいのだろう。そしてまた、そうやって考える時間は、幸福なのか不幸なのか？

　って、要は、またまた一眼デジカメが欲しくなってきたということなのだ。これまでも、デジカメ欲しいモードに入っては何とかスルーしてきたのだけど、また何度目かの欲しいモードに入っているのだ。

　買うなら、nikonのが好きなんだけど、今買うならD90？それともD5100？デジタル機器だし、新しい方がいいのか、少し旧型でも、定評のある機械が良いのか。
　レンズキットはどっちでもいいのだけど、マクロが絶対欲しい。マクロは純正の「AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8」か、それともタムロンの「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」が良いのか？
　

　おおまかな予算は10万〜15万程度なんだけど、そしたら、nikonの純正レンズはそれだけでも予算一杯近く。なら、ボディはせめてD90にするべき？でも、虫なんかを撮るには、やはりレスポンスの早いレンズの方が良いような…。

　ってか、そんな高価な機械を買う前に、そもそも腕を磨き勉強する方が先とも考えるけど、カメラがあってそれを使ってこそわかるんじゃない？とも思う。　

　と、考えていくと、調べていくと、選択肢が山のように増えてきて、だんだん決めるのが嫌になってくる。

　という悩みを抱えてしまう言うことは、幸福なのか不幸なのか。
　どっちかな〜。