hyla’s blog

はてなふっかーつ!

朝もはよから

  昨日は何だか疲れてて、昨夜は10時前に寝てしまった。カリカリとした音で起きると、ジョジョちゃんがトイレに行きたいと…。って4時まえなんだけど、トイレに出すと、今度はご飯だって。食べると、今度はウンチで…。で、さすがに目が覚めて明るくもなってきたので、思い立って近くの山に出かけてみた。


 時間は、6時前。さすがに人気が無くて、国道も車が走ってない。当然山にも誰もいなくて、鳥もまだそんなに鳴いていない山をぼちぼちと登った。先日来たときからまだ1週間しか立っていないのに、山の様相は大きく変わっている。一斉にウツギが白い花を咲かせて、緑は濃くなり空も緑に覆われてきている。緑の濃さは、まだ深くはないのだけど、もう浅くはない。薄く広がった葉を通して入ってくる光に、何もかもが染まっているようにも見える。


 地面に目をやると、少しずつ様々なものが動き始めている。地面に空いた小さな穴からクロヤマアリが小さな砂粒を一生懸命運び出している。あるいは、クロオオアリが地面を歩き回っている。
 

 
 ゆっくり歩いて頂上の広場に着くと、ちょうど昇った太陽の光が海に当たって綺麗だった。

 息を整えつつその辺を見ていると、ぶんぶんと羽音を立てながら大きなクマバチが3.4匹飛び回っていた。

縄張りを作っているようだ。歩くと、ちょうど飛んでいる高さが一緒なものだから、私に向かっても飛んでくる。邪魔をしても悪いので、そっとその場を離れた。
 見てみるとクマバチは、ちょうど咲き始めたコバノツクバネウツギの花にも来ている。コバノツクバネウツギは、緑がかった薄黄色の花もあれば、ほとんど白の花もある。いずれにしても、花の形からしても、クマバチなどのハチをポポリネーターとしているのだろう。


 写真を撮っている間にも、光はどんどん強くなって、光のあたるところに様々な昆虫が集まりはじめた。種はわからなかったけどマルハナバチもいるし、ハナアブも飛びはじめた。少し下りたところでは、アゲハが吸蜜をしていた。




 そうした昆虫を探しながら、ゆっくりゆっくり下りると、思いの外時間がかかる。けれど、ナツハゼでもコナラでもオトシブミを見つけてしまうし、小さなナナフシも見た。とびきり妙な形の、恐らくはシャクトリムシも見た。見るたびに、その奇妙で美しい形に、驚かされる。






 
 山に登るのはしんどいけれど、それはそれで楽しい。

 けど、被写体がありまくりのこの季節、自分の一眼が欲しい〜!
 そしたらもっと良い写真撮れないかな…。