hyla’s blog

はてなふっかーつ!

ひじき(その後)

 現在、台所の鍋には、ひじきの煮物と茎ワカメの煮物が入っている。そして、このひじきの煮物が、ここに来て大変美味しくなった。


 そもそも、刈り取ってきたひじきを料理したのは先週。適当な大きさに切って、湯通ししたひじきは、いつものようにみりんと醤油と少しの砂糖で味付けをしたものの、とても固い歯ごたえありまくりのひじきの煮物ができた。更に、実はその味に妙な苦みがあって、食べられないほどではないものの、鍋一杯のひじきを前に、ちょっとため息だった。


 ところがだ、今日のひじきはとっても美味しい。
 
 何がこのひじきの味を変えたのか?



 考えられる事は、加熱時間しかない。
 実は、昨日このひじきの煮物をぎりぎりまで煮詰めてしまったのだ。とにかくしっかり炊いてみよう、と鍋を火にかけていたところ忘れてしまい、予定より遙かに長く、恐らく1時間ほど煮詰めることになった。幸い焦げ付かせるまでは行かなかったが、その結果ほとんど佃煮に近い煮詰め加減になった。
 すると、味はもちろん濃いのだけれど、固いひじきは市販のひじきに近い柔らかさになったし、あの変な苦みも無くなって、食べやすい。味は濃いものの、多分白い炊きたてのご飯に混ぜたら美味しいんじゃなかろうか?

 
 と言うことで、もりもり食べて、鍋一杯のひじきは、後1回食べれば無くなる所まで減少。何とか無駄にせずにすみそうだ。


 にしても、どうしてこうも味が変わったのだろう?あの苦みはどうして消えたのだろう。加熱時間が効いたとして、加熱によって何がおこったのだろうか?どんなしくみが働いたのか?そのしくみはさっぱりわからない。




 とにかく不思議〜。


 まだまだ、世の中知らないことがいっぱいです。