甲虫の恋
気がつくと、庭の植物がかなり痛んできた。一応やばそうな植物には水やりをしているものの、草本が中心だし、ホースの届かないところはさっぱりである。となると、木で、水を好むものがヤバイ。
更に、なんせ消毒なんてさっぱりできていないので、虫の発生かなりあって、甲虫系カメムシ系、足下にはバッタ類が山ほど、チョウも日陰で休憩するし、イモムシも大量、さらにはそれらを探してハチ類が丁寧に葉を確認していたりする。別に虫は嫌いではないが、下のツマグロヒョウモンには、ニオイスミレを丸坊主にされちゃったし、下のオンブバッタは睡蓮の花まで食べてくださっている。
で、高温と虫さんによって最も打撃を被っているのが、イボタという木で、もはやほとんどの葉は食われて丸裸になってしまった。その丸裸になるまで葉を食った場所で、その張本人達はこんなことをしている。
食べながら、恋人探しですかい。
でも、蛾はフェロモンで雄を誘引し、蝶は視覚で雌を探すと言うけど、甲虫はどうやって雌を探すんだろう?雄は雌を何で見分けるんだろう?
ちょっと不思議…。