日食
世の中には、お休みをとって日食見物というヒトも多いようだけど、貧乏暇なし。仕事である。んでもって、このところの雨・曇り続きだし、天気予報からも、日食は期待できない。日食の始まる時間になっても、厚い雲ばかりで、諦めていた。そしたら、同様に諦めた同僚が、不用になった観察用の「日食グラス」を「記念品に」とくれた。
が、「そろそろピークかな〜。」と話をしながら外を見ると、薄日が差している。
「見えるかもしれない!」
と、皆で慌てて外にでた。灰色の雲が空一面を覆っているけれど、それでも太陽の一部は判るし、雲をかぶったことで、肉眼でも太陽を見ることができる。
記念品にともらった日食グラスで確認すると、こんなかんじであった。
「あーーーーーー、欠けてる。」
「えー、見せて見せて。」
と、皆で観察していると、わらわらとヒトも集まり、自然発生的に観察会になった。
時間はちょうどピークから15分くらいだろうか。雲に隠されながらも、それでも何とか日食観察をしたのだった。
これって、悪運が強い?っつうことか・・・。