hyla’s blog

はてなふっかーつ!

フルタイムワーカーの料理


 私は凝り性である。飽きっぽいところも多分にあるのだが、一方でのめり込みだすと、限度をわきまえずにやりこんだりする。料理もそういうところがあって、毎日たんたんと規則正しくつくると言うことは、非常に苦手だ。一方で、休みには買い出しをして、あれこれと一気に5品くらいは仕込んでしまう。

 で、こういうパターンが定着し、かつ日本は季節の国だから、今頃は野菜が一斉に安く美味しく大量にでてたりすると、これまた大量に買ってしまって、その処理に追われることになる。ホウレンソウは茹でて、ブロッコリーも茹でて、お魚は塩で締めて・・・、とか。
 でも自己流だし、妙なところ凝り性だったりするので、参考書を買ってみた。これである。

 

野菜のぷちストックレシピ―手軽でムダなくおいしい

野菜のぷちストックレシピ―手軽でムダなくおいしい


 なかなかおしゃれで、美味しそうなレシピが並んでいる。これを見ると、タマネギはスライスして酢漬けにして、キノコ類は醤油漬けにして・・・。とかいろいろと載っているのだ。


 でも、実際にやってみたのは、大根の塩漬けだけだったりする。そして、失敗した。


 塩漬けに失敗したのではない。いくら私でも、そんな失敗はしない。けど、日曜日はまだやる気があるのだけど、これが平日になると帰る頃にはだるだるで、ついつい放置して気がつくといかに保存食といえども・・・。というレベルになるのだ。



 しかし、こういう本が出ているということは、休みに仕込んで平日は簡単に料理をしてしまう、という生活スタイルをとっているひとが意外と多いと言うことだろうか。それはやっぱり、フルタイムワーカーだから?そして、主婦をしているヒトは、みんなきちんと出来ているのだろうねえ。ああ、やっぱりあたしってダメダメ。


 でも、その一方で思ってしまう。本当に、みなきちんと三食の料理をつくれているんだろうか。健康と経済性と労力と美味しさと・・、といったものを考えて料理を作り続けることは、これはかなり高い能力が必要な行為ではなかろうか。特に、かけられる労力が限られる場合に如何に段取りよくこなすか、なんてのはそんじょそこらの力ではできないような気がする。フルタイムワーカーだったら、その時点で既に一人前の仕事をしているわけで、それなら食べるのは外注、とばかりに外食という手もあるか?あるいはお総菜を買ってくるなんてやり方とか。
 

 でも、そうは言いつつ、やっぱり買ってきたお総菜だけだと、なんだか味気ないように思っちゃうんだよね。



 今日買い込んできた肉厚で根本は赤くなって、いかにも美味しそうなほうれん草はどう料理しよう。もの凄く太くてしゃきしゃきした太ネギは?








 まだまだ修行がたりない・・・・。