hyla’s blog

はてなふっかーつ!

春の雨


 昼頃外へ出ると、ちっとも寒くなかった。風は少し吹いていたけど、その風が妙に暖かく、春の風。雰囲気は、もはや3月である。空は曇り空で、温度も湿度もあって、全ての生き物が動き始める予感。




 夕方には案の定少しずつ降り出し初め、夜には本降りになった。




 今年は、雨が多い。いや、これが普通か?ここ数年、冬は河床が乾いてしまうほど雨が少なく、早明浦を初めとしたダムも冬場の貯水率が半分以下だったけど、今年はどのため池もダムも、それなりに水を溜めている。そして、川にも流れがあって、そういう流れでは寒さで赤くなりながら、セリが少しずつ成長している。水の中には、カワジシャが伸び始めている。

 

 12月に水面を覆い始めていたボタンウキクサは、幸い見えなくなった。1月の寒さでかれてしまったのなら、とっても良いことだ。それとも、水が増えて流されたのか?いずれにせよ、今河原で目立つ緑はクレソンの緑とセリ。

 





 今朝、川を眺めていると、いきなり大きな鳥がバタバタと目前を横切って土手の藪に飛び込んでいった。丸い胴と長い尾羽。それに赤い色を確認したから、あれはキジの雄だろう。多分河原を眺めていたから、発見されたと思って飛び立ったのだろう。この間は、ヒクイナが動いていたし、今日はキジ。カワラヒワ逆にめっきり減ってしまった。


 


 冬至から1ヶ月以上たって、鈍感な人でさえも春めいてきていることを感じる。動物は、言うまでもない。





 今夜の雨もまた、いろんなものに目覚めを促すだろう。ヤマアカガエルもそろそろ目を覚ますだろう。ヒバリの姿が最近増えたけど、ヒバリも歌い始めるだろうか?ウグイスの初鳴きはいつになるだろう。この間は、細い小枝をくわえたハシボソガラスを見た。どこかで、巣作りを始めているのだ。




 まだ寒いけど、それでも窓を少し開けて、雨の音を聴く。









 

 そして、くしゃみ。




 そっかあ、春だから花粉。







 早々に窓を閉めて寝る。



 春だねえ・・・(ρ_;)・・・・ぐすん。