沖縄を楽しむ
沖縄に行ってきた。仕事である。今回始めて行った沖縄、亜熱帯。とくれば、いろいろ見たいものはある。けど、帰りの飛行機が飛び立つまでの5時間ほどしか自由時間はない。
と言うことで、一端空港まで荷物を持って行き、それから街に繰り出した。
向かうは「国際通り」。あんまり面白くはないというものの、初心者としてはこんなものだろう。しかし、ゆいレールを降りた時点でまだ9時前。これではお店も開いていない。どこかで時間をつぶす必要がある。駅にあった地図によると、少し行ったところに「福州園」というのと「松山公園」というのがあるらしい。やっぱ、これっしょ。
と言うことで、ふらふらと歩き出した。
沖縄というか、アジアの夏の亜熱帯は始めて。街路樹からして珍しい。鮮やかなオレンジの花で大きなマメをつけたいかにも熱帯風の街路樹は、これは「ホウオウボク」というらしい。それから、黄色の大きな鮮やかな花は、「キバナキョウチクトウ」。一応、昨日ホテルで検索してチェックしてみたのだ。
そして、「福州園」についた。入り口に入る。入場料はなくパンフもない。入ってみれば、沖縄風、というか、これは中華風?中国庭園?何故に?
由来を探すと、本気に中国庭園だった。那覇市との友好を願って寄贈されたらしい。更に、他に訪れているお客の言葉が日本語じゃない。台湾だろうか?それとも中国だろうか?ともかく、異国気分を満喫しつつ、園内を回ってみた。さすがに樹木が多いせいか、セミが鳴き立てる。これは、クマゼミ?更に、ヒヨドリにキジバト。なんちゅうか、南の国らしい鳥はさっぱりである。
まあ、それはそれとして、一回りして出てきたらまだ9時半。
これではまだ時間がある。
と言うことで、今度は向かいの松山公園と言うところに入ってみた。さすがに沖縄である。いきなり、大きなガジュマルの木。そのガジュマルの濃い影の中には、野良と覚しき猫がのったりと寝そべっていた。近づいても全く逃げずこちらをにらんでいる。触るのは諦めて、振り返ってみると、ガジュマルの上にも猫が休んでいた。
南国だわ〜。
そして、国際通りに向かおうとして、ふと道路脇の石垣に引かれてしまう。イノモトソウにコケにそれからカタツムリ。一株引き抜いたら、そこには見慣れないヤスデもいて、やっぱ南国〜。
って、心底フィールドガイドが欲しくなったね。
しかし、今回はしょうがないのだ。諦めて国際通りに入り、市場通りに入って、さんざん飲み食いしたのでありました。
沖縄の果物や食べ物はウマイっす。
けど、次に行くときには、絶対図鑑が欲しい・・・・。